ベンチプレスは、ある日突然止まる。
最初は順調だ。
- 60kg
- 70kg
- 80kg
このあたりまでは、比較的伸びやすい人も多い。
でもその後、必ずどこかで止まる。
- 100kgから伸びない
- 110kg台で止まる
- 115kgから動かない
- 同じ重量ばかりで何ヶ月も進まない
こういう停滞は、ベンチプレスをやっていればほぼ確実に来る。
実際、僕もそうだ。
今も120kgで停滞している。
だからこそ、最初にはっきり言える。
ベンチプレスが伸びないのは異常じゃない。
むしろ普通だ。
問題はそこじゃない。
大事なのは、
なぜ止まったのか。
そして、どうやって抜けるのか。
ただ、ここで一つ言いたいことがある。
僕は停滞していても、ベンチプレスが好きだ。
もちろん焦る。
「これ以上伸びるのかな」
「ここが限界なんじゃないか」
そう思うことは普通にある。
でもその中で、
- 少し感覚が変わった
- 軌道がハマった
- 前より安定した
- 同じ重量でもしっくりきた
こういう小さな変化があるだけでも、かなり面白い。
SNSや知人が停滞を突破してMAX更新したのを見ると、
「自分もまたいけるかもしれない」
と普通にワクワクする。
だから僕は思う。
停滞はしんどい。
でも、それ込みでベンチプレスは楽しい。
この記事では、40代のベンチプレス停滞について
- よくある原因
- 僕自身が変えたこと
- 停滞期にやるべき考え方
- 40代が無理せず壁を越える方法
を、実体験ベースでまとめる。
停滞は、弱いから起こるわけじゃない
まずここを勘違いしない方がいい。
ベンチプレスが止まると、多くの人はこう思う。
- 才能がないのかも
- もうここが限界かも
- 向いてないのかも
- 若くないから無理かも
でも違う。
停滞は、弱いから起こるんじゃない。
真面目にやってきたから起こる。
むしろ、ある程度やった人ほど止まる。
バーだけで満足している人には停滞は来ない。
60kgで終わる人にも、100kgの壁は来ない。
壁が来るということは、
そこまでちゃんと積み上げてきた証拠でもある。
だからまず、止まったこと自体をネガティブに捉えすぎなくていい。
40代の停滞は、根性だけでは抜けにくい
ここが若い頃との違いだと思う。
20代なら、多少雑でも
- とにかく回数を増やす
- とにかく高重量を触る
- とにかく気合いで押す
これで突破できることもある。
でも40代は違う。
- 関節の回復が遅い
- 疲労が抜けにくい
- 無理すると痛みが残る
- 一回崩すと長引く
だから40代の停滞は、
根性で突っ込むと余計に悪化しやすい。
必要なのは気合いじゃない。
修正する力
だ。
ベンチプレスが伸びない原因
停滞にはいくつかパターンがある。
でも大きくはこの3つだと思っている。
1. フォームが安定していない
これはかなり多い。
ベンチプレスは、ただ押せばいい種目じゃない。
フォームが不安定だと、どこかで頭打ちになる。
たとえば、
- 手幅がしっくりきていない
- バーの軌道が毎回違う
- 肩甲骨がうまく固定できていない
- 足の踏ん張りが弱い
- ラックアップで毎回ズレる
このあたりがあると、力がバーにうまく伝わらない。
僕自身も、かなり試した。
- 手幅を広げたり狭めたり
- 下ろす位置を変えたり
- ラックの高さをいじったり
- グリップを見直したり
いろいろやった。
最終的に思うのはこれだ。
正解のフォームは一つじゃない。
でも、自分にとって違和感の少ないフォームに落ち着くことは必要。
フォームが毎回揺れている状態では、重量は安定しない。
2. 重量ばかり追っている
これもかなり多い。
というか、僕もそうだった。
最初はどうしても思う。
- とにかく重くしたい
- 早く100kgに行きたい
- 前回より増やしたい
- 数字で勝ちたい
ベンチプレスは数字がわかりやすいから、余計にそうなる。
でも、フォームが崩れたまま高重量を触ると危ない。
僕も最初は重量ばかり見ていて、肩を痛めたことがある。
今思えば、完全に早すぎた。
フォームが固まっていない。
胸で押す感覚も浅い。
その状態で重さだけ取りにいった。
そりゃ壊れる。
重さを追うのは悪くない。
でも40代は、
フォームが安定した上で重さを追う
じゃないと危ない。
3. 疲労管理ができていない
これもかなり重要だ。
- 高重量を連発する
- 毎回きつい日を作る
- 違和感があるのに続ける
- 休養を軽視する
- 寝不足で押しにいく
これをやると、パフォーマンスは普通に落ちる。
しかも怖いのは、自分ではやれているつもりになりやすいことだ。
僕も何度もあった。
「まだいける」
「今日はいけそう」
「ここで休んだら弱くなる」
そう思って続けた結果、
- 肩に違和感
- 腰に張り
- バーの軌道が不安定
- いつもより重く感じる
こういう状態になる。
40代の停滞は、筋力不足だけじゃない。
疲労の蓄積
もかなり大きい。
停滞を抜けるために僕がやったこと
ここが本題だ。
僕が変えたことは、実はそんなに派手じゃない。
かなり地味だ。
でも、効いた。
1. 一度、重量を落とした
これはかなり大きかった。
正直、嫌だった。
重量を落とすのって、地味にプライドが傷つく。
- 前まで触れていた重さを下げる
- 周りから見たら弱くなったように見える
- 自分でも後退している気がする
でも実際は違った。
重量を落とすことは後退じゃない。
立て直しだ。
僕はそこで、重さよりフォームを優先した。
- バーの軌道
- 肩甲骨の固定
- 足の踏ん張り
- 下ろす位置
- ラックアップ
これを一つずつ見直した。
その結果どうなったか。
- 胸への効きが変わった
- 肩の違和感が減った
- 重量を持った時の安定感が変わった
そして結局、また重さが戻ってきた。
2. フォームを細かく見直した
停滞した時こそ、フォームを雑に流さない方がいい。
僕が見直したのはこんなところだ。
- バーの軌道は安定しているか
- 肩甲骨がセット中に抜けていないか
- 足でちゃんと踏ん張れているか
- ラックアップの位置が高すぎないか
- 手首に無理が出ていないか
こういうのを一つずつ確認した。
そしてフォームを作れるように
ストレッチもより時間をかけるようにした。
派手さはない。
でも、この積み重ねがかなり大きい。
停滞期は、
もっと強く押す時期じゃなく
もっと正しく押せるようにする時期
でもある。
3. しっかり休むようにした
これも大きかった。
若い頃の感覚でやると、休むのが怖い。
- 休んだら弱くなりそう
- バーに触らないと感覚が鈍りそう
- 1回休むと終わりそう
こういう気持ちはある。
でも、疲れている状態で続けても伸びない。
それどころか壊れる。
だから今はこう考えている。
- 違和感がある時は無理にやらない
- 疲労が強い時は休む
- 1日、2日、時には数日休む
- それもトレーニングの一部
これを受け入れてから、かなり楽になった。
40代は、
休む勇気
がかなり大事だと思う。
停滞期に一番きついのは、メンタル
正直ここも大きい。
停滞期って、体より先に心がきつくなる。
- 何ヶ月も同じ重さ
- 調子がいい日でも更新できない
- 周りは伸びて見える
- 自分だけ止まっているように感じる
これ、かなりしんどい。
特にベンチプレスは数字が見えやすいから、余計にきつい。
ただ、ここで一つ言いたいことがある。
停滞はしんどい。
でも、僕は停滞していてもベンチプレスが好きだ。
もちろん、
- 何ヶ月もMAXが更新できない
- これ以上伸びるのか不安になる
- 周りが伸びて見えて焦る
こういう気持ちは普通にある。
でもその一方で、
- 少しフォームの感覚が変わった
- 同じ重量でも安定感が増した
- バーの軌道がハマった
- 前より胸に入るようになった
こういう小さい変化が出るだけでも面白い。
ベンチプレスって、MAX更新だけが楽しさじゃない。
停滞を突破した人の話を聞くとワクワクするし、
自分もまた伸びるかもしれないと思える。
だから焦るのも悩むのもよくわかる。
でもそれ以上に、ベンチプレスは楽しんだもん勝ちだと思っている。
だから停滞期は、
記録が伸びない時期というより、
ベンチをもっと深く好きになる時期
でもあるのかもしれない。
重量が伸びる人の特徴
伸びる人って、特別なことをしているように見える。
でも実際はかなり地味だと思う。
共通しているのはこのあたりだ。
- 継続している
- フォームを見直している
- 無理をしていない
- 痛みを放置しない
- 地味な修正を続けている
結局、当たり前のことを続けている人が伸びる。
高重量の世界になると気合いも必要だ。
でも気合いだけじゃ伸びない。
丁寧さを捨てない人
が強い。
胸を大きくしたいなら、やっぱりベンチプレスは強い
これは実体験としてかなり言える。
僕も一時期、ダンベルプレス中心でやっていた。
もちろん悪くない。
でも、思ったほど胸は変わらなかった。
そこからベンチプレスをしっかりやり込むようになって、胸の変化が出始めた。
だから僕はこう思っている。
胸を大きくしたいなら、ベンチプレスは避けて通れない。
もちろん、ダンベルもフライも必要だ。
でも軸としてのベンチプレスはかなり強い。
だから停滞しても、簡単には捨てない方がいい。
やり方を変えながら続けた方がいい。
これから始める人に伝えたいこと
初心者の人に伝えたいのはこれだ。
- 最初はバーだけでいい
- フォーム最優先でいい
- 違和感があればやめていい
- いきなりMAXを狙わなくていい
ベンチプレスは、最初から飛ばす必要はない。
むしろ、
安全に好きになること
が一番大事だ。
その先に60kgがあって、80kgがあって、100kgが見えてくる。
まとめ
ベンチプレスが伸びない原因は、大きくこの3つだ。
- フォームが安定していない
- 重量ばかり追っている
- 疲労管理ができていない
そして解決策はシンプルだ。
- 一度重量を落とす
- フォームを見直す
- しっかり休む
- 焦らず継続する
これだ。
停滞は苦しい。
ベンチプレスが好きな人ほど、止まった時はかなり悩む。
でも、停滞は終わりじゃない。
むしろ、次に進むための見直しポイントだ。
そして僕は思う。
ベンチプレスは、楽しんだもん勝ちだ。
MAXが更新できない時期でも、
- 感覚が少し変わる
- 軌道が安定する
- 前よりしっくりくる
- また次を狙いたくなる
こういう小さな変化がある。
その積み重ねの先に、更新がある。
40代でもベンチプレスは伸びる。
焦りながらでもいい。
悩みながらでもいい。
でも、どうせやるなら楽しみながら続けた方が強い。
調整しながら積み上げる。
これが一番強い。
40代は追い込むな。積み上げろ。
そして楽しむ!
FAQ
- ベンチプレスはどれくらいで伸びる?
-
個人差はある。
でも、数週間じゃなく数ヶ月単位で見る方がいい。短期間で結果を求めすぎると焦りやすい。 - 停滞したら何をすべき?
-
まずはこの3つだ。
- 重量を落とす
- フォームを見直す
- 休養を取る
- 毎回MAXをやるべき?
-
不要。
むしろ怪我のリスクが上がる。 - 胸に効かないのはなぜ?
-
フォームや軌道の問題である可能性が高い。重量を落として見直した方がいい。
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