ジムへ通い始める時、最初に悩むのが持ち物だ。
何を持っていけばいいのか。
どこまでそろえればいいのか。
最初からトレーニングギアは必要なのか。
できれば無駄なものは買いたくない。
特に40代になると、出費を増やしすぎず、できるだけ快適に通いたいと思う人も多いはずだ。
ただ、最初から持ち物を増やしすぎる必要はない。
荷物が増える。
準備に時間がかかる。
忘れ物が気になる。
それだけで、ジムへ行くのが面倒になることもある。
僕が初心者に必要だと思うのは、全部入りの装備ではない。
まずジムへ通い続けられる、最低限の持ち物だ。
この記事では、
- 最初に必要な持ち物
- 施設によって必要になるもの
- あると便利なもの
- 慣れてから追加すればいいギア
- 僕が実際に使っているもの
を紹介する。
ジム初心者は最初から全部そろえなくていい
最初に準備したいのは、次のものだ。
- トレーニングウェア
- シューズ
- タオル
- 飲み物
- 会員証や入館に使うスマートフォン
ジムによっては、室内用シューズやロッカー用の鍵が必要になることもある。
反対に、土足で利用できる施設や、飲料水が用意されている施設もある。
そのため、入会したジムのルールを先に確認しておくと無駄がない。
リストラップ、パワーグリップ、トレーニングベルトなどは、最初から全部買わなくてもいい。
まずは最低限の荷物で何度か通い、必要だと感じたものを追加すれば十分だ。
最初に必要な持ち物
1.トレーニングウェア
動きやすい服なら、最初は高価なウェアでなくても問題ない。
Tシャツとハーフパンツやジャージがあれば十分だ。
確認したいのは、見た目よりも次の部分だ。
- 腕や脚を動かしやすい
- 汗をかいても重くなりすぎない
- マシンへ引っかかるほど大きくない
- 透けや破れを気にせず動ける
ジムへ通い続けるか分からない段階で、ウェアを何着も買う必要はない。
まずは手持ちの動きやすい服で始め、洗い替えが必要になったら追加すればいい。
2.トレーニングシューズ
最初は、現在持っている運動靴でも通える。
ただし、スクワットやレッグプレスなどで足元が安定しない場合は、靴を見直した方がいい。
クッションが柔らかすぎるランニングシューズは、走る時には快適でも、重さを支える種目では踏ん張りにくいことがある。
僕なら最初から高価な専用シューズは買わず、
- 足が靴の中で動かない
- 靴底が柔らかすぎない
- 横方向へぐらつきにくい
という点を見る。
実際に通ってみて、足元が不安定だと感じてから買い替えても遅くない。
なお、室内用シューズが必要かどうかはジムによって違うため、事前に確認しておきたい。
3.タオル
汗を拭くためのタオルも用意しておきたい。
首にかけられる程度の小さなタオルなら、荷物にもなりにくい。
マシン使用後の清掃方法はジムによって違う。
備え付けのシートやスプレーを使う施設もあれば、利用者がタオルを用意する施設もある。
自分の汗を拭くタオルと、器具を拭くものを同じにしない方が衛生的だ。
まずは利用するジムのルールに従えばいい。
4.飲み物
トレーニング中に水分を取れるよう、飲み物も持っていく。
最初は水やお茶で十分だ。
長時間の運動や大量に汗をかく場合を除けば、毎回スポーツドリンクや特別なトレーニングドリンクを用意する必要はない。
大切なのは、中身よりも飲みやすさだ。
こぼれにくく、片手で開けやすいボトルを選ぶと使いやすい。
5.会員証やスマートフォン
最近は、スマートフォンのアプリやQRコードで入館するジムも多い。
会員証、スマートフォン、ロッカー用の鍵など、入館に必要なものも忘れないようにしたい。
僕は財布や鍵と同じ場所にまとめておき、ジムへ行く前に探さなくていい状態にしている。
持ち物そのものより、準備を簡単にすることの方が続けやすさにつながる。
施設によって必要になるもの
次のものは、利用するジムによって必要かどうかが変わる。
- 室内用シューズ
- ロッカー用の南京錠やコイン
- 着替え
- シャワー用品
- 汗を入れる袋
- イヤホン
- トレーニング記録用のスマートフォンやノート
仕事帰りに通うなら、着替えや汗をかいた服を入れる袋もあると便利だ。
シャワーを使うなら、シャンプーやボディーソープが設置されているか確認しておく。
最初から全部バッグへ入れるのではなく、自分が使う設備に合わせて決めればいい。
慣れてから追加すればいいもの
ここからは必須ではない。
トレーニングを続ける中で、不便や不安を感じた時に追加すればいい。
トレーニンググローブ
グローブは、手のマメや器具の滑りが気になる人に向いている。
特にダンベルやマシンを握った時に手のひらが痛い人には使いやすい。
ただし、背中の種目で握力を補助したいなら、後で紹介するパワーグリップの方が目的に合うこともある。
手のひらを保護したいのか。
握力を補助したいのか。
目的によって選ぶものは変わる。
手が気にならないなら、グローブを無理に買う必要はない。
リストラップ
リストラップは、ベンチプレスやショルダープレスで手首が安定しにくい時に役立つ。
僕もベンチプレスの重量が上がるにつれて使うようになった。
手首を固定することで、
- 手首が後ろへ倒れにくい
- バーを受ける位置を安定させやすい
- 手首への不安を減らしやすい
と感じている。
ただし、巻けば手首の痛みを無視していいわけではない。
軽い重量でも痛む場合は、フォームや握り方、重量設定を見直す必要がある。
僕が使っているのはSchiekのリストラップだ。
固定感が強く、ベンチプレスやショルダープレスで現在も使っている。

パワーグリップ
パワーグリップは、背中の種目で握力が先に疲れるようになった時に便利だ。
僕は、
- 懸垂
- ラットプルダウン
- ローイング
- デッドリフト
などで使っている。
背中を鍛えたいのに、前腕や握力が先に限界になることがある。
パワーグリップを使うと、バーを握り続ける負担が減り、背中の動きへ集中しやすくなった。
初心者でも使ってはいけないものではない。
ただ、マシンを軽い重量で使う段階から必ず必要というわけでもない。
握力が先に疲れて背中を追い込みにくいと感じたら、導入を考えればいい。
僕が使っているのはALL OUTのパワーグリップだ。
着脱が難しくなく、背中のトレーニングで現在も使っている。

トレーニングベルト
トレーニングベルトは、スクワットやデッドリフトを始めたからといって、すぐに必要になるとは限らない。
最初は軽い重量で、
- 基本的なフォーム
- 呼吸のタイミング
- 腹圧のかけ方
を練習することが先だ。
そのうえで重量が上がり、体幹を安定させにくくなった時には、ベルトを使う価値がある。
僕は現在、スクワットやデッドリフトでP.L.Collegeのレバーアクションベルトを使っている。
固定感が強く、ベルトへお腹を押し返す感覚をつかみやすいところを気に入っている。
ただし、レバー式は重く、最初は硬い。
初心者向けの持ち物として、最初から全員に勧めるものではない。
ベルトの必要性や選び方は別の記事で詳しく紹介している。

僕が普段ジムへ持っていくもの
普段のジムバッグには、次のものを入れている。
- トレーニングウェア
- タオル
- 飲み物
- リストラップ
- パワーグリップ
- イヤホン
スクワットやデッドリフトを行う日は、トレーニングベルトも持っていく。
毎回すべてを持っていくわけではない。
その日のメニューに使わないものは置いていく。
荷物を増やしすぎない方が、準備も片づけも楽になる。
ギアを追加するタイミング
初心者のうちは、次の考え方で十分だ。
- 手のひらが痛い、滑る
→ トレーニンググローブを検討する - プレス種目で手首が安定しない
→ リストラップを検討する - 背中より先に握力が疲れる
→ パワーグリップを検討する - スクワットやデッドリフトの重量が上がってきた
→ トレーニングベルトを検討する
先に商品を買い、後から使い道を探す必要はない。
実際に困った時に、困っている部分を補う道具を選べばいい。
最初から買わなくてもいいもの
ジムへ入会したばかりの段階では、次のものを急いで買う必要はない。
- 高価なトレーニングウェア
- 高級な専用シューズ
- 本格的なレバーアクションベルト
- 使い道が分からない補助ギア
- 大量のサプリ
- 大きすぎるジムバッグ
道具を買うことがモチベーションになる場合もある。
それ自体は悪くない。
ただ、そろえることが目的になると、ジムへ行く前にお金だけがかかる。
まず通う。
必要になったら追加する。
その順番で十分だ。
40代の持ち物は「続けやすさ」で選ぶ
40代の僕が持ち物を選ぶ時に見ているのは、次の3つだ。
- 準備が面倒にならないか
- トレーニングへ集中しやすくなるか
- 自分が感じている不安や負担を補えるか
以前は、道具が多いほどしっかりトレーニングしているように感じることもあった。
しかし、実際は使わないものがバッグに増えるだけだった。
持ち物が多いことより、必要な日に必要なものを忘れないことの方が大切だ。
まとめ
ジム初心者が最初に準備する持ち物は、多くない。
まずは、
- トレーニングウェア
- シューズ
- タオル
- 飲み物
- 会員証やスマートフォン
があれば始められる。
室内用シューズ、ロッカーの鍵、シャワー用品などは、利用する施設に合わせて追加する。
リストラップ、パワーグリップ、トレーニングベルトは、最初からすべて買う必要はない。
手首が不安になった。
握力が先に疲れるようになった。
スクワットやデッドリフトの重量が上がってきた。
そう感じてから用意しても遅くない。
道具は、持っているだけでは体を変えてくれない。
ジムへ通い、トレーニングを続けるために使うものだ。
最初は身軽に始める。
必要なものを少しずつ足す。
その方が、無駄なく長く続けられる。
40代は追い込むな。積み上げろ。
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